【メンタル回復】仕事の失敗を忘れて自信をつける11の方法!

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仕事に失敗は付きものです。でもどうしてもミスしたり叱られたりしたことが割り切れず、ずっと落ち込んでしまうことってありますよね。

そんなとき、誰もが立ち直るメンタルが欲しいと望むでしょう。ところが自分ではどうしていいか分からず、悶々としたまま過ごしてしまい・・・。休むか辞めたくなるケースも少なくありません。

今回は、そんな時に失敗を忘れて自信をつける方法を11個紹介します。

すべてがあなたに当てはまるわけではありません。この中の一つでいいので、「これならできそう」と思うものを、そっと試してみてくださいね。

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1. 眠る前に自分を褒めよう

眠る前の自己肯定は、脳が暗示にかかりやすい状態を利用して自信を養う方法。睡眠直前はリラックスしており、自己評価を高める暗示をかけやすい時間帯です。

このタイミングで自分を褒めるとポジティブな感情が生まれ、ドーパミンというやる気ホルモンが分泌されます。すると充実感や前向きな気持ちが自然と湧いてきます。

自分基準で構わないので、小さな成功や努力を称賛し日々のポジティブな習慣にすると、自己肯定感が育まれ安心して眠りやすくなるでしょう。

2. パワーポーズをとってみよう

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パワーポーズは、堂々とした姿勢をとること。とても簡単です。

腕を組んだり、両手を腰に当てたりしてヒーローになったつもりで自信に満ちたポーズを2分間保つだけ。するとテストステロンという男性ホルモンが分泌され、メンタルが強くなります。

コルチゾールというストレスホルモンも減少し、心が落ち着きいて冷静さを保ちやすくなります。人前で話す前や大切な場面での緊張緩和にとても効果的で、手軽に実践できるため一度試してみましょう。

3. 綺麗な部屋で過ごそう

部屋の環境が自己イメージに影響するという心理学の観点から、掃除が行き届いた環境で過ごすと自信につながるとされています。

部屋が散らかっていると自己管理ができていないと感じてしまい、自己評価が低下しやすくなります。反対に整った環境で暮らすことで「自分は整った人間である」という自己イメージが高まり、自己肯定感が向上します。

物を整理し、清潔な状態を保つことで自己管理能力への自信も自然と育まれるでしょう。

4.「ゲシュタルトの祈り」を実践してみよう

「ゲシュタルトの祈り」は心理療法家フリッツ・パールズによるもので、他者の期待から解放されることを説いています。

「私は私、あなたはあなた」というさっぱりと割り切った考え方が基盤にあり、他人に合わせすぎたり期待に応えようとしたりして自信を失いがちな人には特に効果的。

アドラー心理学の「課題の分離」にも通じ、自分と他者の役割や期待を切り離すことで自分らしさを大切にして周囲の評価や期待から解放される効果があります。

これにより自分に素直であることへの安心感と独自性への自信が高まります。

5. SNS断捨離をしよう

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SNSから距離を置くことで他者との不必要な比較を減らして自信を守ることができます。

SNSは他人の生活の「ハイライト」を見る場であり、自分の生活と比較しやすくなるため自信を失う原因になりがち。ポジティブな情報だけでなくネガティブな情報も受けやすいため、心の不安や嫉妬が増幅されやすいという落とし穴があります。

心理学ではSNS断捨離は自信のない人に有効とされ、適度な距離を保つことで他人と比較する機会が減って自分らしさを保ちやすくなります。

6. 言霊を活用しよう

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「言霊」を活用してポジティブな言葉が心に良い影響を及ぼすと自己肯定感が増します。

ポジティブな言葉の反復、たとえば「強気でいこう」「私はできる」などを意識的に繰り返すと前向きなエネルギーが溜まり、自己イメージが向上します。

一方否定的な言葉はその逆の効果をもたらし自信を損なうため意識的に避けることが大切です。

言葉が心を構成する力を持っていることから、ポジティブな言葉を日常に取り入れ自信を引き出す習慣を作ることをおすすします。

7. 緊張をちょっぴり乗り越えてみよう

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「ちょっとした緊張を乗り越えること」は、自信を構築するための強力なステップになります。

例えば小さな勇気を要する行動、誰かに「ありがとう」と伝えるなど緊張を感じる状況をあえて体験することから始めてみましょう。

次に「おすすめは何ですか?」と店員に尋ねるなどコミュニケーションの幅を広げていくと、自信の基盤が徐々に強まります。

「旅の恥はかき捨て」という言葉があるように、特に旅先でトライしてみるのがおすすめ。他人の目を気にせず思い切って行動できるので、実際にやってみると意外と自信がもてますよ。

8. フィードバックで失敗を「一件落着」させる

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「ツァイガルニク効果」という「人は完了していない物事をいつまでも記憶に留めやすい」という心理現象があります。

例えば、レストランのウェイターが注文を取って配膳する間は注文内容を完璧に覚えていても、すべての料理を提供し終わると注文内容をすぐに忘れるといった現象がこれに当たります。

つまり人は「完了していない物事」を気にかけ続け、逆に「完了した物事」は忘れやすい傾向にあるのです。

このツァイガルニク効果を仕事での失敗に当てはめて考えると、ミスを引きずる理由は「その失敗が心の中で完了していない」からだと説明できます。

仕事で失敗して上司に叱られたまま「自分の中で納得できない状態」や「完結していない状態」でいると、その失敗を気にかけ続けることになります。

そこでおすすめするのが、フィードバックで失敗を「一件落着」させるという手法です。

フィードバックとは自分の行動や結果を振り返り、次の行動改善に活かす作業です。以下の3つのステップでフィードバックを行うと失敗に対する「完了感」を得られるため、立ち直るきっかけが掴みやすくなります。

ステップ1:失敗の原因を3つ挙げよう

まず自分が何で失敗したのか、その原因を具体的に考えます。

「確認不足でミスが発生した」「上司への報告が遅れた」など、失敗の原因を3つ挙げて書き出してみましょう。このプロセスを通じて失敗を感情ではなく具体的な事実として捉えやすくなり、「なぜ失敗したのか」を明確に理解することができます。

ステップ2:良かった点を3つ挙げよう

次に失敗した中でも「できていた部分」や「良かった点」も見つけ出してみましょう。

「事前に準備をしていた部分が役立った」「期限内に報告したことはOKだった」など、どんな小さなことであっても構いません。

自分がしたことの中でポジティブな面を認識することで、「完全な失敗ではなかった」と冷静に受け止められるようになります。

ステップ3:対策を3つ考えよう

最後に「今後同じ失敗をしないための対策」を3つ考えます。

「指示を受けたら必ずメモを取る」「疑問点はすぐに確認する」「重要な場面では先輩に報告する」など、具体的な再発防止策を立てます。

すると「もう同じ失敗をしない準備ができた」という気持ちが生まれて心の中で「失敗が完了した」と感じやすくなるでしょう。

この3ステップを経てフィードバックが完了すれば、失敗に対して「できることはやり尽くした」と一件落着させられます。これにより自然と心が「次」に向けて前向きに切り替えられるのです。

9. 普段からフィードバックを習慣化しよう

失敗したときだけフィードバックをするのではなく、日々の業務にもフィードバックを取り入れて「完了感」を常に感じることが重要です。

成功体験についてもフィードバックを行い、「できたこと」「うまくいかなかった点」「今後に向けての対策」を書き出ようにしましょう。

すると自然と「完了感」を味わう癖がつき、たとえ失敗があってもその日のうちに整理しやすくなります。

10. 感情をアウトプットする方法

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失敗したときはいつまでも引き摺らず、早めに感情をアウトプットすることも大切です。

ミスしたショックや叱られた悔しさを誰かに話したり、時には泣いたりして「感情のガス抜き」をすると心が軽くなります。

感情を言語化して吐き出すと、それが自分にとって受け入れやすい形になり心がリセットされるのです。

ただしネガティブな感情のアウトプットには注意が必要。
同じ内容を2回以上繰り返すと逆にその出来事が脳に深く刻まれてしまい、忘れにくくなるからです。
そのため友人や家族に1回だけ話して、感情を一度吐き出したらそれ以上は繰り返さないようにしましょう。

11. あえて副業をしてみる

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仕事でのミスを悔やんだり考えすぎたりしてトラウマになるとその先はどんどん苦しくなるだけです。

そこで思い切って本業と違った副業をしてみるのもおすすめ。新しい出会いがあったり、今まで気づかなかったポテンシャルを発見できたりするかもしれません。

すると「あんなことで落ち込んでいたなんて馬鹿らしい」「ゴチャゴチャ思うだけ時間が勿体無い」と、驚くほど気持ちがリセットできることもありますよ。まずは何ができるだろうと、楽しみながら検討してみてはいかがでしょうか。【誰でもできる】地味に儲かる副業10選!

まとめ

仕事で失敗しない人はいません。大事なのは、「その後」です。

ご紹介した方法を試してみると、きっとあなたの気持ちや周囲で何か変化が起きるはずです。その積み重ねで「あの失敗があったから今の自分がある」と思えるようになると、仕事のミスもまんざらではないでしょう。

ぜひ今からでもちょっと勇気をもって一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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