早期退職で失敗した・後悔したと思っている人のよくある理由と原因 まとめ【セミリタイヤ・サイドfire・アーリーリタイア・卒業】

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「死ぬまで忙しい日々を過ごしたくない。」「仕事が嫌でしょうがない。」「何も気にせずに世界を旅してみたい。」

などなど、様々な理由からFIREを目指す方が多いかと思います。
その中で、まずは始めにこちらをご覧ください。

・ファイヤー 早期退職 1300

・fire 早期退職 失敗 1300

・セミリタイア 後悔 720

・アーリーリタイア 後悔 480

・fire やめとけ 140

・早期リタイア 後悔 140

・サイドfire 後悔 140

こちらの複合単語。これは検索エンジンでよく検索されている「FIREに対しての否定的な検索ワード」となります。
(最後の数字は、月間で検索されている凡その回数となります。)

多くの方が、FIREに興味があって調べている中で「FIRE後の生活」を思い浮かべようとしても、未経験のため想像がつかないため、まずは調べてみよう!と思う方が多いかと思います。

そして、関連のこのような否定的な単語を見て「やっぱりFIREって難しいんだ…」と思ってフェードアウトしていってしまう。というケースがあると思います。

しかしそれでは非常に勿体ない!と思い、今回はこの

・早期退職で失敗した・後悔したと思っている人のよくある理由と原因

を中心に、何故そう思うのかを深堀りしながら、対策方法やFIRE前に行っておくべきことをご紹介していきます。

一度冷静に、このまとめを見てFIREを検討してみることで、FIREをしなくとも、あなたの今後の生活が大きく変わる可能性があると思っています。是非とも最後まで閲覧いただきたいと思います。

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早期退職で失敗した・後悔したと思う理由と原因について【セミリタイヤ・サイドfire・アーリーリタイア】

早速結論となります。

主な失敗したと思ってしまう原因としては、下記 点が挙げられます。

・金額面の計画不足(早すぎて失敗する・どんぶり勘定・シュミレーション不足)

・生活面の計画不足(退職後のライフプランを考えていない・時間を持て余す・メリハリが無くなる)

・夢などのやりたいことが決まっていない(目的や生きがいが無くなる)

・人とのつながりが無くなった(孤独での幸福感の減少)

・周りからの批判、理解が得られない(家族・友人との対立・疎遠)

順を追って、お話していきます。

・金額面の計画不足(早すぎて失敗する・どんぶり勘定・シュミレーション不足)

FIREの失敗例としてよく挙げられるケースが、資金計画準備していたものの当初予定と大きくズレが発生してしまったことが挙げられます。

・投資の相場、為替の変動が強く、失敗(シュミレーション不足)

・資産を取り崩す予定が、思った以上に出費があったり株価が暴落し、資産が大きく減少し失敗

・インフレの影響で資金が大幅に変かしてしまい失敗

・FIRE資金が怪しい中、見切り発車してしまい、早すぎて失敗

上記のような要因から、資金計画の失敗などが挙げられます。

FIRE(早期退職)が早すぎて失敗

また、FIRE(早期退職)が早すぎて失敗する場合も多くあります。当初SNSで「FIRE卒業」タグなどが目立っていました

早期退職したものの、お金不足でやりたいことがまともに出来なかったりし、復職することぁら「FIRE卒業」と言われていました。
FIRE(早期退職)に強く憧れがある人ほど、こういったFIRE後の決断が早い傾向にあります。

また、退職が早すぎて老後資金が足りなくなるリスクが高まり、卒業してしまうケースも。海外などの研究から「退職が3年早まっただけでも、退職後資金不足に陥る確率が強まる」結果になったものもございます。

FIREは「Financial Independence, Retire Early(経済的自立基盤が出来ていて早期退職)」のことです。ただ、「経済的自立」を達成前に本職をやめてしまうと、FIREではなく「休職」「いずれ転職する」というだけになってしまいます。

資産のシミュレーション不足

他にも、資産のシミュレーション不足が要因の一つにあります。

将来のシミュレーション不足から、生活資金、臨時出費などが視野に入っていなく、生活が破綻してしまうケースがあります。

各税金保険の経費も含めて計算しシュミレートする必要があります。

(住民税・健康保険料・国民年金保険料)

そして、自身の年金や退職金もあれば(近ければ)計算しておかなければいけません。

また、20~40代の場合、今後年金などはどう転ぶかわからないため、近々もらえる可能性が無ければ、あまり考慮した計画はおすすめできません。

投資資金が急落した時のことを想定していない

他にも、投資を行っていても急落のことを考えていない場合も問題です。

投資のポートフォリオを組む時、悪いケースを想定して作成をしていないと長期間の運用の中で、1~3回は、急落してしまう時が来ると思っていた方が良いです。(リーマンショック、コロナ時期などありましたよね。)

必ず下落時など最悪ケースも想定した上で生活が破綻しない様な計画を立てることが大切です。

FIREをするにあたり、下記2条件が必要と言われている

また、FIREをするにあたり、下記2条件が必要と言われています。

・年間支出の25倍の資産形成

・1年間の支出を資産の4%以内にする

年間300万必要なら、7,500万

年間200万必要なら、5,000万

といった風に計算ができます。

しかし、人によってFIREの種類や、環境で大きく変化していくと思いますので、あくまで目安となります。

サイドFIREで月10万稼いで、年間250万で生活していける!という方なら

・250-120=130万

130万×25=3,250万 あれば良いパターンも考えられます。自分に合った様々なケースで検討していく必要がありますね。

生活面の計画不足(退職後のライフプランを考えていない・時間を持て余す・メリハリが無くなる)

また、旅行や食事など散財することでしかやることがなく、他に生きがいを見つけることができなかったりする場合もあります。

働かずに趣味に1ヶ月ほど没頭したものの、途中で飽きてしまって心も身体も老け込んでしまったなど、金銭だけではなく、精神的な要因もあります。

資金については、結構な方が計画を立てていても、FIRE後の生活については想定できていない方が非常に多いようです。また、FIRE(早期退職)は過大評価されているといった意見もありました。

「宝くじに当たったら何がしたいか」(お金があって自由に暮らせる)という状況は、誰しも憧れがあるかと思います。

しかし仕事で成功した人は、経済的自由を手に入れられると思います。ただとある研究によると「経済的に自由」であっても、「自由を持て余す」人が非常に多いとのことでした。

他にもFIRE(早期退職)した後、同様に時間がある友人や家族がおらず、孤独感に悩まされる人は多いようです。

FIREした方は「周りと話が合わなくなった」と感じることが多いようでした。

結局、FIRE後も、居心地の悪さを感じふたたび仕事を始める人も多い、というのがこのような原因からとなるようです。

「仕事をやめたところでやることがない。仕事を継続している方が幸せ」と、けっこうな富裕層の方々がおっしゃられているケースが多い傾向にあるようです。

夢などのやりたいことが決まっていない(目的や生きがいが無くなる)

FIRE(早期退職)は人生の目的にはならないようです。

人とのつながりが無くなった(孤独での幸福感の減少)

他にもFIRE(早期退職)した後、同様に時間がある友人や家族がおらず、孤独感に悩まされる人は多いようです。中原もFIREに近い暮らしをしている一人ですが、「周りと話が合わなくて寂しい」と感じることは、けっこう多いです。

結局、FIRE(早期退職)してからも居心地の悪さを感じて、ふたたび仕事を始める人も多いと思います。筆者の周りでも「仕事をやめたところでやることがないし、仕事を続けたほうが幸せだ」と言う富裕層の方がけっこう多いです(のんびり暮らしてスローライフ……という人は、ほとんどいません)

周りからの批判、理解が得られない(家族・友人との対立・疎遠)

「避けられない精神的な疲れについて、もっと話しておくべきだろう」と、38歳でFIREを達成した、ブロガーのミスター・タコ氏は指摘する。

「FIREを実践する人は自分の人生に関する重い批判に耐える必要があるという点は、もっと強調されてしかるべきだろう」と言う。「友人、家族、そしてネット上の人々が、FIREという選択を批判する。リタイアする年齢が若ければ若いほど、批判は強くなる。本当に『憎しみ』を感じるほどだ」

「これが、私が『ステルス・ウェルス(隠れた富)』をとても重視する理由だ」。そして、最後にこう付け加える。「人生の大半を変わり者として生きてきた私でさえも、退職後に受け取った憎しみや批判の量には心底驚いた」

FIRE後の運用パフォーマンスが悪くなったらどのように対処するか

ポートフォリオはそもそも逆に下落時に耐えきれるものか

「運用益 = 生活費」なので、成績が悪化するとFIRE状態は破綻する。

ことを教えてくれた。もっと早く退職しておけばよかったという意見や、友人や家族、あるいはネット上の人々からの批判に備えておけばよかったとする話などが聞けた。

FIRE以外の選択もある

完全なFIREではなく、会社員の立場を保ち固定給を得ながら、定時で上がれる業務に就き、帰宅後や休日に自分のやりたいことを成す方法もあります。いわばハイブリッド型といったところでしょうか。

両立には、会社の立場や体力面などの問題もありますが、少なくとも生活費の確保はできますし、やりたいことへの実現を完全にFIREする前に始めることができます。そして軌道に乗ってから退職でも遅くはありません。そもそも早い遅いもなく、やりたいことをいつ始めたいかがポイントです。

人生のゴールはなにか。それは心身ともに幸せに笑顔で過ごしていくことです。このゴールへの道は、人それぞれでしょう。自分に合った選択肢を見つけて、一度しかない人生、謳歌していきたいですね。

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